地方創生カレッジ「まちのへそからはじまる地方創生」2017年


2017年12月14日

クリエイティブタウン推進機構では、昨年度に引き続き今年度も地方創生カレッジの講座を担当することとなり、準備が順調に進んでいる。担当する講座は「クリエイティブタウン・シリーズ 基礎編❸:クリエイティブタウンを実現する:3ポイント・アプローチ」。ドキュメンタリーの取材・撮影・編集がほぼ終わり、12月13日に川越の本町の町家を教室にみたてて授業が実施された。今後は、映像の編集や提供するテキストとテストなどの作成を行い、1月下旬に納品、春にはオンライン大学講座(The Japan Mooc)「gacco」で提供される。

 本機構では、昨年度、基礎編❶「クリエイティブタウンとは何か」、基礎編❷「クリエイティブタウン・モデル」の2講座を制作した。本年度の基礎編❸は、❶❷で提起した「3ポイント・アプローチ」を詳しく展開する。3ポイントのビジネス、デザイン、スキームにそれぞれ2〜3週を割り当て、全部で7週のユニットからなる。3ポイントそれぞれに見応えのあるドキュメンタリーを作成、それぞれのドキュメンタリーを軸に講義が展開する。ドキュメンタリーは、ビジネスでは高松丸亀町のまちのシューレ963、デザインでは今年で30年を迎える川越一番街の町並み委員会、スキームでは高松丸亀町の商店街再開発をそれぞれ取り上げる。

 今回は、クリエイティブタウン推進機構から多くのゲスト講師が参加する。とくに最終週の第7週には、小林重敬横浜国立大学名誉教授が特別講師としてエリアマネジメントを担当、基礎から現段階までの詳しく講義する。各週とも受講生と講師のあつい討論が展開、オンライン受講者の理解を深める。

 多くの方々の受講をお待ちしている。